以前、生きるのがめんどくさいなぁと考えている時がかなりあった。
子供もいて夫もいて(姑もいて)穏やかな生活をしているけど、なんだか気分が落ちこむのだ。
そこで本を読んで、どうにか生きる希望というか、生きることにやる気を出したいと考えた。
けど、文章だけの本は読む元気がなかった。
だから、漫画を読んでみた。
キンドルアンリミテッドに入っていて、そこから気分転換できそうなものを探した。
目についたのが福沢諭吉の「学問のすすめ」(まんがで読破)だった。
作者と本のタイトルはもちろん、知ってる。が読んだこともなかったし、作者がどういったことをしてきた人なのか、知らなかった。
このまんがで読破というのはシリーズがたくさんあって、有名な本をまんがにしているらしい。
大まかな流れをまんがにしている感じだ。
日本人よ、学んで日本をアゲアゲにしようぜー。みたいな内容だと感じ取った。
私には満足できる内容だった。
この本を読んで「学問のすすめ」をもっと深く知りたいと感じ、現代語訳の「学問のすすめ」も買った。(まだ、全部は読んでないけど)
単純に学ぼうという気持ちになった。
私は中学生の頃、不登校だった。家で勉強もしてこなかった。高校も定時制のレベルの低いところで、そこでも勉強らしい勉強はしてこなかった。
とりあえず小学校の勉強を学び直して、中学、高校と基礎を学んで行こうと決めた。
学び直すにあたって、勉強のスケジュールを立てたり、ネットで参考書などを探したり。
それも結構、楽しかったりする。
大人になって勉強するのは、楽しいとよく耳にするが、それは本当だと感じている。
私なんて、小学1年の漢字から勉強しているが、それで100点とっただけで、気分上々なのだ。
そうしているうちに、生きていることがめんどくさいという思考があまり、出なくなった。
完璧になくなったとは、言わない。
だけど、他のことに意識がいっているから、良しとしている。
学び直してなんになるのなんて思う時もあるけど、私は学び直した後に、英語に力を入れて勉強し、オンラインの大学なんか行っちゃおうかな、なんて考えてる。
多分、かなり先の話だが。
それが、仕事や収入に繋がるかはわからないけど、学んでいるうちに何か道が見えてくるんじゃないかと期待している。